今の職場で働き出してから、同僚のセカンドキャリアマスターYさんが、次々とこれからの生活に役立つ本、私の知識向上に役立つ本を貸してくれます。この本も著者 谷内 陽一さんのサイン入りで、2回貸していただきました。
定年時点で、退職一時金は何%にするか?確定給付年金、市場金利連動年金、第二退職金、確定拠出年金、個人年金はどうもらうか?を決めなくてはいけません。
私は、今すぐに必要な大金はないので、先々高級老人ホームに入るには、定額を層厚く長ーくもらえるようにしといた方がいいのか?と思い、全部最長期間待った後に、最長期間で年金でもらった方がいいのだろう、と思っていたのですが、この本を読んで目から鱗、こういう考え方もあるのか!!と気付かされました。
WPPは、Work longer, Private pension, Public pension
の略で、できるだけ長く働いて収入を得て、公的年金はできるだけ後ろ倒しにして割増し、空いた期間を個人年金で繋ぐ。
という考え方です。
野球も昔はピッチャーが最初から最後まで投げられたら投げる、だったが今は中継ぎをうまく活用し、試合を通して最高のパフォーマンスを目指すのと同じように、ということです。
この本を読むまで、そういう考えに気づいていなかったので非常に参考になりました。
先日投稿した大江 英樹さんのコラムでもWPPについての記事があることを後に知りました。
ただこの後にYさんから借りた別の本を読んで(とても数学的)、闇雲に公的年金82%増のために75歳まで後倒すのも(私にとっては)メリットない、と学習しましたが。
個人年金中継ぎ案も、一つの選択肢として、、、、まだ低賃金の再雇用生活は数ヶ月で、毎月、毎年どれだけ現在の収入で不足するのか見極められてないので、これからの検討材料として大いに参考になる本でした。
しかし、定年後給料以外の収入が全て2ヶ月毎というのが、慣れなくて😱
アメリカは2週間ごとの給料だったりするけど(でないと、アメリカ人🇺🇸は全部すぐ使っちゃって色んな支払いができなくなる人が多いとか)
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