久しぶりに面白い本を読みました。
前回本の記事投稿した後も、ずっと週一冊以上は読んでいるのですが、何か言いたくなるほど面白いと思った本はありませんでした。
ソニーは、就職の時に今の会社とどっちにしようか散々悩んだほど思い入れのある会社だからなおさらか?
本にあるように、私にとっても『こんなのが世の中にあったらいいのに、、、』と思ったらすぐソニーが製品化して発売! 感動!! と言う会社です。
すごくそう思ったのはウォークマン。当時も音楽やってた私は、出先で音楽が聞けて楽譜起こし出来るようになった事に、本当に感動しました。
しかし一時すごく調子悪くなりどうなってしまうのか?
という大変な時代に社長をされていた平井さん。
この本を読むまでは、いつも会見で株主やメディアに攻撃され、うなだれる、と言う平井さんの姿しか知らず。大変そうだなー。可愛そうだなー。と思っていました。
しかし社長退任と入れ替わる様に、ソニー業績絶好調と話題になって、そうか結局は凄い成果を出された方なんだ。と。
しかも絶好調に回復させた後、そのポジションにしがみつかずサッサと後に譲る。と、うちの会社と真逆です!
本を読んで、その辛そうに見えた時期もご当人はそんなに辛くなかったようで(むしろやる気がみなぎる?) そうだったんだ。すごいな。です。
出世意欲がこんなにない人が、ここまでトントンと出世するのも凄い。やはり出世は本人の実力だけでなく運が占める割合大。
(うちの会社はゴマすりが占める割合大なのが悲しい)
ソニー上層部の年俸にも驚き。
うちの会社とちょっとレベルが違う。これはやはり外国人のVIPがいたせいなんでしょうか?
でも平井さんの功績は、それだけ貰うに価します!
帰国子女の話もよくわかります。色々この面でもご苦労されたようですが、とはいっても何の不自由もなく母国語の様に英語使えるというのは羨ましい限りです。
平井さんに対する認識改めと、興味あるソニーの実情、帰国子女の思い、と色々参考になりました。
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