昨年9月以来の横山 幸雄のコンサートでした。何だかんだ言って毎年絶対横山さんのコンサートは行ってます。
なぜか私はショパンのプレリュード全曲が演目であると勘違いしており、これからプレリュード全曲制覇するのに参考にしよう!と意気込んでいたのに、プログラム見てエチュード???演目変更か?と思いましたが、元々エチュードだったらしい。エチュードは2月のイム・ユンチャンで全曲聞いたばかりなのに、、、、、
しかし、横山さんは横山さんで本日「も」聞き応えのあるコンサートでした。
神奈川県立音楽堂は坂の上にあって、ちょっと歩いて行くのは億劫。と思っていましたが、本日は桜木町駅から無料送迎バスがあると知り、初めて利用しました。ちょっと歩けない(歩きたくない傾斜です)。 観客は、かなり高年齢層で杖ついてたり、階段の登り降りも大変そうな人が多くバスがないと大変だと思う。
プログラムは
1.モーツァルト きらきら星変奏曲
2.ショパン エチュード Op.25
3.バッハ シャコンヌ
4.横山 幸雄 オマージュ・ア・ラフマニノフ
5.リスト オーベルマンの谷
6.リスト スペイン狂詩曲
〜アンコール
1. リスト 愛の夢
2.ショパン 革命のエチュード
この中でコンサートで初めて聴くのは 1と5
2 エチュード: 2月のイム・ユンチャンの時、自分でかなり苦労した技術的なことはさすが!!ってくらい完璧だったけど、ゆっくりの曲で歌う、という部分がちょっと物足りないな、と思いましたが、そこはさすが大人の横山さん、歌う、歌う、楽々歌う、でぐぐぐっと惹きつけられました。
3. シャコンヌは、横山さんのCDを聴いて、自分も弾きたいと思って習ったこと、思い出しました。
5. リストは一番と言っていいほど好きな作曲家ですが、若い時からパガニーニ練習曲とか超絶技巧練習曲ばかりやっていて、「イタリア🇮🇹」とか「スイス🇨🇭」とかリストの晩年、人生色々あった後の世界にはまだ突入できていません。私も第二の人生を迎え、あと数年したらこの辺の時代の曲に惹かれるようになるのかな?と思いながら聴きました。数年前にダン・タイ・ソンのコンサートで「ノルマの回想」聴いて、数年先に絶対に弾きたい候補の曲ですが、ちょっとまだ早い、というかあんなに長い曲は現役時代は時間がなくて取り組めなかった、、、、今もバリキャリ卒業したもののフルタイムなのでちょっと厳しいかも。
6. 3のシャコンヌは横山さんのCDの影響だったけど、スペイン狂詩曲はなんで知ってやろうと思ったんだろう?と思いながら聴きました(思い出せない)。前半本当にかっこいいのに、なぜか途中から小人の踊りみたいになっちゃって、最後直前まで、なんでこうなるのか?と思いながら(あまりいいと思わずに)長い曲一生懸命取り組んだのを思い出しました。そういえばハンガリー狂詩曲も最初すごーくかっこいいのに途中から何で?って感じにイマイチになったのあったなー(8番)と思いながら、、、
音大の人は作曲家の人生、曲の背景等ちゃんと勉強して理解してから取り組むんだと思いますが、私は今までやったことないし、ピアノの先生からやらなくてはいけないと言われたこともないな、と。なんであんなにかっこいい😎曲が🧚♀️の踊りになってしまうのか?ちゃんと勉強しなきゃ❓マークのまま弾いててはいけないんだろうな、とか反省しながら聴きました。
リストの曲って、本当に派手で演奏効果高いんだけど、実は聴いて想像するよりそんなに難しくないのもいっぱいあって、実はショパンエチュードの方が数倍難しい気がする。(って、鬼火、雪嵐、まだ取り組んだことないけど)
本日は、最後列だったのですが、すごく落ち着けてよかったです。
横山さんのコンサートに最初に行ったのは、2011年のオペラシティでこの時も直前に購入したので、最後列だったのを思い出しました。
今日の会場は割と小さめなので最後列(31列)でもそんなに遠い感じはせず、すごく音も響いてよかった。遠すぎていつもの親衛隊の方達の姿は全く見えませんでした。
冒頭に書いた、横山さんの昨年9月の座間ハーモニーホールのコンサートは、ブログさぼってる間だったので記事書いていませんが、1日で4大コンチェルトが演目でしたよ。信じられますか?そんなことするピアニスト他にいるんでしょうか?しかも超良心的なお値段。聞き応え400%。本当にありがたい! この時は、割と前の方だったので、臨場感たっぷり、いつもドヤ顔(失礼!!!)の横山さんが「一生懸命額に汗してかな〜り頑張って弾いてる姿」にちょっとびっくりしたものです。
(今日もスペイン狂詩曲の後は、額の汗拭っていらっしゃいましたが、、、💦)
横山さん 今後もこのままずっと聞き応えのあるコンサートを続け、世の中のクラシック人口増に引き続きご尽力くださることを期待しています。