新年最初のコンサートは、サントリーホールにて横山幸雄さんのショパン特集でした。
横山さんのコンサートは昨年秋(9月だったか)のベートーヴェン以来。
一番頻繁にコンサートに行くピアニストです。
相変わらず危なげない。
オーケストラ付きのコンサートは滅多に行かないので久しぶり。指揮者は日本人に珍しいナイスミドルな素敵な方でした。
いつも絶対横山さんのコンサートにいる親衛隊少なくとも4名(他にいっぱいいるけど4名しか私が認識できない)もちゃんといました!
いつもその方たちの座席を見るとファンクラブの序列は確固たるものがある様子。
思い起こせば、最初に横山さんを知ったのは1995年のショパンコンクールのNHKの特集を見て。今から考えたら日本人で3位って凄いのに、当時はショパンコンクールの知名度が今程なかったのが可哀想。
でもその特集では、結構ふてぶてしいドヤ顔のやな感じで、特にふーんって感じでした。
その後、しばらく経って実家で父の週刊誌見てたら 横山幸雄 リスト全曲コンサート と案内記事が出ており、 久しぶりにピアノのコンサート行って見るか、とコンサート数日前にチケット買ってオペラシティの最後列で、ほぼ終日のコンサートを聞きました。
リスト全曲。何故かマゼッパ2回。その時その制覇!スタイルにすっかりハマり、以来通ってます。
ピアノの先生が大好きなチョ・ソンジンと同じパリ高等学院卒なのに、私のロシア流派の先生は横山さんはあまりお好きでないようです。
私はそこまでハイレベルな違いはわからないので、あの頻度のコンサートで全曲暗譜で全然違う曲をあのレベルで弾くのはただただ凄い!
しかしショパンの曲って本当に飽きないし素晴らしい。
癒やされました。