定年ひとり起業 3部作

職場のセカンドキャリアマスターのYさんが『ほいっ』と貸してくれようとした時、タイトル見て、『起業は(する気ないから)いいです』と言ったのですが、起業する気なくてもマネー💰編とか参考になるよ、と言われ貸して頂きました。

著者の大杉 潤さんも定年関連の本をたくさん出版されており、過去何冊も読みましたが、この3冊は大判だからか大変読みやすく、さらに3冊なんとなく被っている内容だったので繰り返し読んだ感もあり、非常にガツンと心と頭に残りました。

サマリーとしては、

  • 人生100年、働けるだけ働いてやりがいを持った人生を送るべし。
  • 自分で人生をコントロールできる為には、人に使われるのではなく起業するのが良い。
  • 定年後に起業するにあたってリスクを極力取らないように大掛かりな投資をせずに一人(+奥さん)と起業するのが良い。
  • 50代まで会社でそれなりに頑張って働きしっかりと厚生年金をもらう準備をするのが良い。(厚生年金の額は年収に基づくので会社で頑張れば頑張るほどより多く厚生年金がもらえる)

そうすると、別の記事で書いたシン・年金受給戦略に記したWPPが金額の層厚く実践できるという事です。

この本を読んだ後、社内で立て続けに上記を実践する人達の話を聞きました。

2名は60歳前に退職して起業する人。(社労士、ファイナンシャルプランナーの資格を取り、個人事務所を開設)、1名は50代後半で会社と並行して個人でリンパマッサージサロンを開設、定年後何年再雇用するかはその副業次第だけど、ずっと働きたいから、と専門学校に通って資格を取りスタート。会社の友人達がリピーターの顧客として通っています。営業活動も全面支援。

一方、私は現役時代はライン部長でそれなりに忙しく、仕事も面白くやりがいもあったので、会社辞めたいと思ったことがなく起業なんて全く考えなかったなぁ。アメリカ人の夫はずっと起業しろ、しろ、なんで人に使われる人生を選ぶんだ?それだけのキャリアがあったら絶対にビジネスを始められる!なぜリスクを取らないんだ?と横で言ってたけど。(アメリカ人🇺🇸は皆起業家精神旺盛ですから、、、、)

そういう意味では、会社人生充実しすぎると、一生働くための準備に遅れを取るのか?イヤイヤ、何事も真摯に取り組んでいれば報われると思うので、それはそれで後々何か役に立つはず、と信じたい。

転職は結構検討したけど、結局再雇用5年満期の道を選んだ私は、この5年間でその次どうするを考え準備しなくてはいけません。

  • フルタイムで次の仕事を探す
  • そのために資格を取る(職場の人は社労士、キャリアコンサルタント等の資格を50代、60代で取得。実際その資格を活かして1名は再雇用満了半年前に転職します。)
  • 今よりも短時間、少ない日数の仕事を探し、プライベートをもっと充実させる
  • 仕事はしない

定年前に散々熟考したように、次は65歳以降どういう人生・生活を送りたいのか熟考しなくては!

この本に興味がある方はこちらをクリック!

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