ユニクロ

ユニクロの歴史、創業者 柳井正氏についてかなーり厚い本📖(485ページ)ですが、読みやすくておもしろく数日で読み終えました。
自分とユニクロの関わりを思い出しながら読み、この時のユニクロはこういう状態だったんだーと外から見ているとわからないものだなあとつくづく思いました。

私のユニクロ歴は、

🔸2000年前後

 
家の近く(神奈川県)の街道沿い(駅からやや遠く)におしゃれで面白そうなお店が開店。バイク🛵で行ってみる。
いいなと思って試着しても、サイズが合わない! 
当時は全サイズ、かなり細いスタイルのいい人でないと(パンツが)履けない!

買いたくても買えずに『モデル体型でないと買えない服屋』と理解。

📗本を読んで、
この当時は、1998年の原宿に東京1号店を出店して間もない頃で、1984年のユニクロ1号店(広島)以降14年もたってからの関東進出だったよう。
拡大当初はロードサイドを中心に出店していたそう。
かつ会社は紳士服専門店からのスタートで女性服に本腰を入れ始めたのは、事業不振の時の原因究明による気づきであり、かなり後になってから。ということなので、サイズ展開のいまいちさはこれが原因だったのか、と納得!
そもそも急拡大したのはフリースのヒット。ということですが、どんなフリースだったのか?今となっては最近の商品の印象ばかりで当時のフリースが思い出せない!

🔸2000年後半


🇺🇸NewYork🗽ソーホーでユニクロ発見。
当時アメリカ赴任中だった私は、NYでユニクロ、その向いに無印良品を見つけ、この一等地に日本🇯🇵の会社がこれだけの規模でお店を持っているというのが日本人としてとてもうれしかったのを記憶しています。
ユニクロでいろいろ見て試着したものの何を買ったかは覚えていない。
白基調のビルで、お客は🏳️‍🌈ゲイカップルが多かった。至近距離に二人でいろいろ話ながらショッピングを楽しんでいるゲイカップルがいっぱい。
住んでいた州ではあまり身近にいなかったので、さすが都会は違う!と興味深々で観察してしまった。

📗本を読んで、
ソーホー出店は2006年だが、全然うまくいっていなかったそう。(そこそこ人も多く、そんな風には全く見えなかった)
その後、2011年にNYに2店舗出店したそうですが、私は2011年初に帰任したので、その店舗は見れずじまいでした。
アメリカの前にロンドン🇬🇧に出店し、全然うまくいかなかったこと、そのあとに進出した中国🇨🇳では成功したことが書かれていますが、うまくいっていないのにどんどん拡大するというのがすごいなと思いました。

🔸2011年帰国後~今に至るまで


日常着として活躍しているユニクロ商品は
 🔹ビジネス用のパンツ👖
 🔹ヒートテック(いまや日本人全員の必需品ですね)
 🔹ウルトラスリムのダウン(ベストも合わせ多くの人が一人1枚は持っているのでは?と思うくらい売れてましたね。)
 🔹ダウンジャケット(デザイン選べばかなりかっこいい高見え。一方気軽に使えて(街中のバイク🛵ライドにも)めちゃ重宝)
 🔹エアリズムの下着

です。いつ行ってもお店は人がいっぱいですが、こんなに成功するまでには長い間の浮き沈みがあったこと、問題山積だったこと、多くの人の入れ替わりがあったことは本を読むまで知りませんでした。

アメリカ赴任中、日本🇯🇵とアメリカ🇺🇸の衣類の値段がものすごく違うと感じ(ブランドものの日本品はすごく高い、アメリカって衣類がこんなに安いんだーと驚き。(今や為替と所得水準の差で違うんでしょうけど))、下着、部屋着、服と、アメリカのアウトレットモール、ショッピングモールのセールでいいと思うものを大量に買ったものだけど、帰国したらユニクロと値段変わらずユニクロの方が品質いいじゃん、買いだめしてくる必要全くなかった!と後悔しました。

2000年当時と異なり、今はサイズも豊富に、なんでも購入できるようになりました。特にビジネスパンツはお手頃価格で同じデザインを色違いでバンバン買えるので助かりました。(デパート品と比べユニクロはデザインは変わらないのに10分の1💰くらいで買える驚き!)

ユニクロは常に新しいより良いものを創造し続けているのがすごい!
今年、夫はシームレスの下着🩲(パンツ)に感動しています。
2000年に東レと協業した結果、これら差別化された新製品を生み出すことができたのだと思いますが、
その交渉をしたのが柳井会長。
会社が無名の時から、世界中のキーパーソンと会って、コネクションを作って、アドバイスをもらって、生かしてきた柳井会長。ご自身も多くの本を読んで勉強し参考にされている。
大学卒業後数年までは全然カリスマ性を感じられない感じだったのに、ここまでの名経営者になられるとは、ひとえに『こうしたい・こうありたい』という強い思いを持ち続けた結果なのだと思います。(まだその過程だそうですが)
やっぱり、強く思えば夢🤔がかなう、というのはありなんだな。

ユニクロには有名なスター選手みたいな(本の中では回遊魚といわれている)人が過去何人もいますが、
拡大スピードが速いため転職者が多く、私の会社とは日本企業といえども全くカルチャーが違うんだろうな、また私の会社には、辞めて誰もが知る会社の社長になった人、会長以外に世の中で名前が知られている人は全くいないな、と思いました(=私の会社は目立つ人、とがった人はいない。良しとされない文化)。

等々、読書📖の過程でいろいろなことを思い起こし感じされられた本でした。

ユニクロに関する理解が深まった今、お店に行くとこれまでと違った視点で見ることができるかもしれない。
今後もユニクロが、いいなーこれ!という商品を出し続けてくれることを期待します。
なんたって年齢、ジェンダー問わずのLife Wear ですから一生のお付き合いになる事でしょう!

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