2024/12/14 久しぶりのキーシンのコンサート🎹@横浜みなとみらいホールに行きました。
ピアノ🎹の先生(九州の生徒さんの感想)やブログ記事等で、先に行なわれたコンサートが素晴らしい👏との評判を聞いていましたが、11月下旬から始まって、本日が今年日本🇯🇵最後のコンサートの様です。
今回は、信じられないくらい良い席が取れました❤️。1階中央前から5列目、手🖐️が見える席。ということでキーシンもかなり近くに感じられました。表情も動きもバッチリ見えました。(結構、大丈夫ですかっ??って聞きたくなるくらい怪しい感じが否めない、、、、、)
先週から風邪😷でゴホゴホいってる夫にうつされないように細心の注意を払い、二日前にプチぎっくり腰になったものの気合いで改善させ、体調バッチリで臨みました。みなとみらいホールは腰痛持ちに優しいとても快適なシート💺でした。唯一、斜め前のお爺さん👴の加齢臭のみがマイナス要因。残念😭 もう、ずっと臭ってたし。。。。
プログラムは下記の通り
前半
- ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ 第27番 ホ短調 Op.90
- ショパン:ノクターン第14番 嬰ヘ短調 Op.48-2
- ショパン:幻想曲 ヘ短調 Op.49
ベートーヴェン 始まってすぐにあまりの音色の美しさに😢 涙が自然に出る〜。これがベートーヴェン?って感じのいわゆる古典派バリバリって感じには聞こえませんでした。すぐに、ベートーヴェンならではのフレーズが出てきたので、やっぱりベートーヴェンなのか、と再認識したのですが、ロマン的な感じで美しく全く飽きさせません。グイグイ引き込まれました。
あっという間にベートーヴェンが終わり、一旦退場。次はノクターンです。
この曲は、昔 京都に出張に行った時、発表会前だったのでレンタルピアノ(スタインウェイがレンタルできる!というのが売りのスタジオ(というか普通の家🏠))を借りたのですが、私の前に練習していた人がこの曲を練習してたなあ、と思い出しました。
メロディ🎵をこんなにはっきりと強く弾くのかぁ、メロデイライン🎼がくっきりはっきり。左右のバランス!こうでなくてはいけないのですね!キーシンの歌わせ方🌊 歌う歌うにまた😭涙。。。。 私、ほんと、キーシンの歌い方が好きなんだなあ、としみじみ。
そのまま続けて幻想曲。激しい激しい。引き込まれる!!!この曲は数年前にレッスンして終わっているのですが、こんなに難しい曲私弾いたのかしら???と思いながら聴きました。
段々歳を取ると、なかなかこういう激しい曲は弾けなくなるのかも(弾きたくなくなるのかも)しれない。10年前くらいは、リスト好きな私は超絶技巧練習曲とか数曲やったけど、そのうち体力も気力も無くなって、軽い曲しかやりたくなくなるのかもしれない。危険危険⚠️。激しい曲は早くやっておかなくては!なんて考えながら聴きました。
もうキーシンの手はハンマー🔨の様に感じましたよ。
25分の休憩を挟み、後半です。
- ブラームス:4つのバラード Op.10
- プロコフィエフ:ピアノ・ソナタ 第2番 ニ短調 Op.14
2曲とも知らない曲です。ブラームスは好きなのですが、この曲は微妙。やりたいとは思わなかったなあ。前半のグイグイ引き込まれるモードから一転、ちょっとAWAYになった感。
プロコフィエフもこれまで一度も弾いたことがないくらい好みでない作曲家です。
ピアノの先生に聞いたところ、
この曲は戦争ソナタと共に有名で結構弾かれる曲。でも、キーシンは流石にすごい👍。多分今存在するピアニストでNO.1なのではないかと思う。この曲はキレがないとダメ。多くの人がただ乱暴に弾くだけになってしまう。キーシンはキレがすごい上に、色々な音色が出せるというのがすごいと思った。
とのことです。
アンコールはこれまでのコンサートと同じ
- ショパン:マズルカ イ短調 Op.67-4
- プロコフィエフ:歌劇「3つのオレンジへの恋」より<行進曲>
- ブラームス:ワルツ 第15番 Op.39-15
マズルカは、前半のノクターンと同じ。メロデイライン🎼がくっきりはっきり。歌う歌うモードです。ショパンのメロディってこんなに強くて良いんだあ。明日先生に聞いてみよう。
→先生曰く、
◯◯先生(先生の先生、ロシア奏法の大家)がおっしゃってたけど、ピアニストにも色々あって、キーシンは大きなホール向きな人、ダンタイソンは小ホール向きの人。
だそうなので、やはり大ホールということで、あれだけくっきりはっきりなんですね。
どのコンサートに行っても、ショパンの演奏効果🎶に驚かされます。キーシンはかなり変わってそう(喋り方、動き、表情から)と勝手に思っているのですが、これだけの天才、ショパンの時代に生きていたらどうだったのかなあ?と思いながら聴いてました。
そういえば、キーシンが好きな作曲家って誰なんだろう?昔、観客が喜ぶためだけの選曲はもうしたくない、○○とか△△の⬜︎⬜︎みたいな曲をコンサートで弾きたい。でもプロモーター(というんですか?コンサートを企画する会社)が許してくれないので、自分の意に反した選曲をせざるを得ない、というようなインタビュー記事を読んだことがあったけど覚えていません。
しかし、チケット代🎫高くなりました! ピアノソロで20,000円超えって初めてかな?あるブログにキーシンのギャラが以前は1千万だったのが2千万に上がった、との記載がありました。まあ、日本を除く世界の賃金上昇、為替の影響もあり海外旅行同様にコンサートも相場が上がっているのでしょうか?
以前は、ちょっと興味を引かれるコンサートがあれば、ガンガン行っていたのですが、最近は本当に最高な人のコンサートに絞って行こうと思ってます。
本日もらったチラシの中で、次は 6月の🇷🇺プレトニョフですかね。
PS 2日前の藤田真央のコンサートは、全くチケット取れませんでした。抽選で外れ、先行で取れず、一般なんてないじゃん😤って3回ダメダメ。もう一生行けない気がする。