がん「エセ医療」の罠

このタイトルを見て、まず頭に思い浮かんだのが女優の川島なお美さん。結構好きだったんですが、ある日久々に見た写真が驚くぐらいの激やせ写真で、それをきっかけに『なんだ なんだ』の騒ぎになり、病気であることが判明し、結果的に亡くなってしまったわけですが、当時、亡くなる前に『金の延べ棒』に頼った。というのが私にとって非常に衝撃的😨でした。


以後、ご主人のパティシェ🍰の鎧塚俊彦さんがメディア📺に出てくる度に、川島さんのことを思い出し、まだまだ美しく😍活躍する姿を見たかった。いつまでも魅力的🧐な女性でいられるよう刺激を与えてくれる存在であってほしかった。とつくづく残念に思っています。

そんなこんなで、本屋さん📗でこの本を見つけた時、とっても読みたい!と思い手に取りました。

内容は🏥病院・クリニック・🧑‍⚕️医師の実名入りでたくさんの取材をベースに構成されているのですが、

  • 1. 『免疫細胞療法、がんサプリ等『エセ医療』は、効果がないのに藁にもすがりたいガン患者を食い物にして、高額な金額💰を吹っ掛け、お金を取った後は患者がどうなろうと知ったこっちゃない(体調の変化に対応できない)』。そういう🏥医療機関・クリニックが何も規制されない状態で世の中にたくさん存在している。
  • 2. 『エセ医療』をしているのは、決してインチキな人たちだけではなく、現役の医者🧑‍⚕️が副業や転職先として働いている。🤩
  • 3. それを忌々しき問題と思っている標準治療ベースの医者がいるが、『エセ医療』に関わる医者との関係(医学界のそれなりの権威だったり、元上司だったり等々)から積極的に否定しづらい状況もあること。それに屈せず、恫喝にもひるまず声を上げている医師もいること。
  • 4. 学歴・職歴から十分な判断力があろう人でも(医師、理系エリート会社員)、自分がどうにもならない状態になると、なぜこれを選択するのか?と誰もが疑問に思う選択をして『エセ医療』に頼ってしまうことがあること。
  • 5. (私が興味があった)『線虫がん検査』はあてにならない。_| ̄|○
  • 6. 健康診断の胃のバリウム検査、肺のX線🩻検査は見逃しがいっぱいある。(内視鏡、CTでやるべき)


いや~面白かった。勉強になりました。非常に参考になります。

改めて川島なお美さんの記事を探すと、

腹腔鏡手術を実施後、抗がん剤治療をせずに、高濃度ビタミンC点滴療法や食事療法、ごしんじょう療法(純金製の棒で生命エネルギーを整える)と言われるものなど、いわゆる代替療法も取り組んでいた。治療法は彼女自身が信用している医者と相談して決めた。

フリーライター奈津野 亜希子さんの記事より

とあります。

ごしんじょう療法❓❓❓❓❓❓❓❓(これが当時衝撃😱だったもの)

また、高濃度ビタミンC点滴療法については、この本にもガンには全く効かない、と記載があります。

その医者が、上記2の『エセ医療』に関わる医者だったのか?標準治療の医師だったが、もう標準治療ではどうしようもなく本人の気が済むまで希望する治療を受けるのがよい、という判断だったのか?わかりませんが、、、
救いはご主人が『全力で生を全うした。本当に立派だった。』と言われているので、結果はどうあれ、本人としてできることはやりつくして後悔なし、ということなのでしょうか?

大昔には、アナウンサーで後に『金曜日の妻たちへ』で女優となった池田裕子さんもガンになったが標準治療を拒否して亡くなったのも忘れられない。
この時も、私は『なんで?』と思ったものです。
抗がん剤の辛さがわからないが故の考えなのかもしれませんが、、、、、

もし、自由診療を検討している人がいたら、絶対にこの本を読んだ上で決断したほうがいいと思いました。

先日弟が、『あ~あ 人生やり直したいな~』と言ったのを聞いたとき、私は全くそう思わないことに自分で驚きました。ある意味、やりたいことやって、日々やるべきことやって全力で生きてきた私は全く人生に後悔がないみたい。やり直ししても今以上によくなる保証もないし。
20代でバイク🏍️に乗り始めた時に、いつどうなるかわからないから、やりたいことは先延ばしせずにどんどんやろう!と強く思って生きてきたのですが、引き続きその考えで行こうと思います!

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